12月5日(木)に、今年最後の乳がん相談会「あけぼのハウス」を開催し、会員12名の参加がありました。

　自己紹介の中で、術後年数に関わらず、何か症状が出ると不安になるとの声があり、先ずは主治医に話す、他科の受診が必要なら紹介してもらう、とのアドバイスが。ただ、希望する検査をしてもらえないとか、他科へ紹介してもらえない…という経験談も。そんな時は、セカンドオピニオンやがん相談支援センターを活用してみては！との助言がありました。

 　また、検査結果の説明の話では、詳しく知りたいので書面等で記録を渡して欲しい（最近は書面でもらえない傾向なので…）という声が多数ありました。患者の希望は、医療者側に伝えて、私たち自身が納得、満足できる医療が受けられるように行動していくことが大切だと感じました。

　11月14日(木)に乳がん相談会「あけぼのハウス」を開催し、11名の参加がありました。

現在の緩和ケアは、早期から受けることができることや、心の不調についてやそれぞれの気分転換の方法などが話題になりました。また、痛みや気になる点についての相談もあり、コミニュケーションをとるのは少し難しいと感じるかもしれないが、やはり主治医に相談してみてはと助言がありました。

　10月27日(日)、10月乳がん啓発月間に、治療中の若いママ同士で話ができる「がんと子育てCafé」を『ピンクリボン長浜』の中で開催し、会員2名、一般の方3名と東出俊一医師の計6名が参加されました。

　参加者に、話したいこと。聞きたいことを3つずつ書いてもらい、ランダムに選んだ【遺伝性の乳がん、心配なことはないですか？】【友だちにがんのことを話せますか？】【反抗期の子供への対応を教えてください】の3つについて治療の話もしながら2時間半たっぷり話しました。他には「治療中、化粧やおしゃれでこうするとよかったなということはありますか？」「病気の再発など先が不安なときの気持ちの切り替えは？」等がありましたがタイムアップとなりました。

　乳がん治療を受ける側と治療する側が一つのテーブルを囲んで、気持ちや医療情報をキャッチボールできた有意義な集まりとなりました。最後に、先生から“またやりましょう”と提案してくださいました。

　10月12日（土）にリレー・フォー・ライフ・ジャパン滋賀医科大学が開催されました。今年も学生達が実行委員として「がん患者さんやご家族を支援し地域全体でがんと向き合い、がん征圧を目指す」をスローガンに、県内の病院、がん患者団体、医療関係者が横断幕や旗を持って、リニューアルされた中庭のコースを周回し、あけぼの滋賀も参加しました。

　5 月 19 日（日）、ブランチ大津京(大津市)で開催された「あるがママfes vol.8」にブース出展し、啓発活動を行いました。

　簡単なクイズで乳がんについて知ってもらい、乳がんの模型を触れることで“しこり”を触って乳がんを実感してもらい、自己触診の仕方を説明して“ブレストアウェアネス”という考え方を伝える…そんな啓発活動を行いました。

　250 名の方が乳がん模型を触って乳がんを実感され、若いママだけでなく、ご主人、お子さん、お嫁さんと姑さんが一緒に触るなど、今年はほほえましい光景も多く見られました。

　長時間の活動となりましたが、多くの方にしっかり丁寧な啓発ができたという達成感に包まれた啓発活動となりました。 

　４月14日(日)、大津市三井寺近くにある「圓満院」で今年度の総会・親睦会を開催し、25名の方がご出席されました。

　総会後は境内の「遊々亭」に場所を移し、湯豆腐のお料理とケーキセットを頂きながら会話も弾み、乳がんを経験した者同士が、「よくがんばったね」「がんばってね」とエールを送り合う和気藹々とした時間を過ごしました。

　お料理もケーキもおいしくいただき満足満足！最後に参加者全員でじゃんけんゲームが行われ、熱戦を制した3名は賞品のお菓子もゲット！楽しい親睦会となりました。