2022年3月 「あけぼのハウス」開催 (場所:滋賀県健康づくり財団 会議室)

 

雛祭りの日、今年初めての「あけぼのハウス」を開催いたしました。診断から3年、再発治療中の方など6名が集いました。治療による副作用など詳しくお話しくださいました。

治療以外でめまいや難聴などの症状に悩んでいる方が多く、どう向き合っているか、考えられる原因や日常で工夫していることを話しました。

症状が収まるわけではないのですが、同じ悩みの方と出会えた喜び、わかってもらった安ど感など、ピアサポートの良さを感じた「あけぼのハウス」でした。


2021年12月 「あけぼのハウス」開催 (場所:滋賀県健康づくり財団 会議室)

 コロナ禍の影響もあって、半年ぶりに乳がん相談会「あけぼのハウス」を開催しました。参加者は会員10名と体験の方1名の合計11名でした。

 この日のあけぼのハウスでは、参加者の方からさまざまな悩みが話されました。特に、現在抗がん剤治療中の方からは、副作用と思われる冷えや痺れに関しての相談があり、体験した方から実体験に基づくアドバイスや励ましが寄せられました。また、放射線治療に臨む気持ちや病院選びなど、多くの乳がん患者が抱える不安についても話題にあがりました。

 乳がんと診断されて日が浅く不安ばかりの時や、治療が現在進行形で心身に様々な悩みを抱えている時こそ、経験者の体験談や支えが力になるものだと改めて感じたあけぼのハウスでした。


2021年11月 第4回「びわ湖乳がん啓発ウォーク」開催 (場所:高島市)

 啓発場所はマキノピックランドとメタセコイヤ並木。滋賀県屈指の観光スポットでたくさんの観光客が訪れる中、合計17名のピンクの啓発軍団はとても目立っていました。

 今回は「がん検診を受けましょう」「月に一度の自己検診を」などのメッセージカードを作り、横断幕を先頭にそれぞれメッセージカードを持ちウォークしました。目があった方が大きなマルのジェスチャーをくださったり、”ご苦労様“ ”何の団体ですか”と声をかけてくださったりと啓発効果を実感しました。

 啓発後は、産直売り場でお土産を買ったり、お茶をいただいたり、秋日和の中で交流を深めました。

~参加者さんからの感想~

・心の中で「検診に行ってくださいね!自分は大丈夫だと思わないで!」などと思い、通り過ぎる人に視線を向けて訴えました

 ・来年は大きな声で啓発活動ができる世の中になっているといいなと思います

 ・皆さんと一緒に楽しく啓発活動ができてよかったです



2021年10月 第3回「びわ湖乳がん啓発ウォーク」開催 (場所:長浜市)

 偶然、朝のニュースで乳がん検診の特集があり、コロナ禍で検診受診控えや、進行した状態で受診する患者さんがいると医師が話されており、啓発の志を新たにして長浜に向かいました。

 長浜駅と周辺3か所に分かれて1時間ほど啓発しました。今回取材はゼロで、マスコミの波及効果は叶いませんでしたが、駅から盆梅展の会場慶雲館、旧長浜駅舎、長浜城、検診が行われているホテル&リゾーツ長浜まで啓発ウォークをしました。

 全員ピンクのブルゾンに横断幕と旗を持ったピンク軍団は迫力満点!! "あれは何の団体?何の運動なの?”という視線を強く感じ、その都度、横断幕をそちらに向けてアピールしました。

 啓発後はホテル1階のラウンジで参加者全員でお茶をいただきました。4名が残ってホテルの温泉に浸かり、治療のことなど誰にも話せない心の内を話して、温泉と一緒に流してリフレッシュ! ”また明日から頑張ろう”と別れました。

 同時に開催されていたピンクリボン長浜(実行委員長:東出俊一先生)では139名の方が乳がん検診を受けられたそうです。日没から長浜城がピンクにライトアップされ、きっと多くの方が乳がんについて考えてくださったと思います。



2021年7月 第2回「びわ湖乳がん啓発ウォーク」開催 (場所:近江八幡市)

 当日は16名の方が参加くださいました。JRの遅延でバタバタしましたが、心配していた雨は止み、最後まで天気は持ちました。あけぼの滋賀発足当時の地元の会員さんが応援に来てくださり、感激でした。

 コロナ禍でこれまでのようにティッシュを渡したり声を出したりはできませんが、近江八幡駅の北側・南側・イオンショッピングセンターの前に分かれ、横断幕や旗を持って行き交う人の視覚に訴え、乳がん検診の受診を啓発しました。当日は、京都新聞と滋賀報知新聞の取材も受けました。

 駅での啓発活動後、バスで八幡堀へ移動。クラブハリエのテラス席でお茶をしました。お土産を買ったりしてまるで日帰り旅行のように久しぶりに親睦を深めることができました。

 "治療のことを話せるのここだけなんよ。元気なみんなの顔を見たら、また頑張れるわ”と言って解散しました。

次回は10月に長浜市で、第4回は11月に高島市のメタセコイア並木で行う予定です。 

 



2021年6月 「あけぼのハウス」開催 (場所:滋賀県健康づくり財団 会議室)

 今年度初めての「あけぼのハウス」を3か月ぶりに開催しました。

 再発治療中の方、トリプルネガティブの方、術後の抗がん剤治療をされる方、当初の罹患から数十年経った方と、いろいろな状況の方が集いました。

 前半は皆さんの近況に耳を傾け、後半はHBOC(遺伝性乳がん卵巣がん症候群)の検査を受けられた方が話題提供してくださり、保険適用の範囲、陽性と出たときのこと等を話しました。

 関西3府県に出されている緊急事態宣言が延長される中でのあけぼのハウス開催決定は難しかったですが、笑顔で帰られる皆さんを見送っていて、コロナ禍で集える場はやはり必要だと感じました。

 最後に、今日参加された方の感想をいくつか抜粋してご紹介します。

 ・落ち込む気分から、パッ!と解放される気持ちになり、大切な時間だと思います

 ・たった3か月なのにとても懐かしく、元気に和気あいあいとお話が進み、2時間があっという間に過ぎました

 ・遺伝子検査の条件に当てはまり保険適用を受けられた話は、情報として頭の隅に置きたいと思いました。

 ・みなさんに会えて気持ちが軽くなりました


前年度の活動はこちら>>2020年度の活動